アコースティックギタリスト 渡辺良介 Official Website
弦の話⑤ピラミッド弦

弦の話⑤ピラミッド弦

そういえば一度も触れていなかったアコギ弦の話を。



アルバムのレコーディングは、ドイツのPYRAMID(ピラミッド)弦を使いました。
ライブも大概これです。

今持っているのは、プリアンプでおなじみM-Factoryから購入した弦。

三好さんのアイデアで、6弦のみボールエンド部分を変えています。違いがわかるでしょうか?
これ以外のピラミッド弦も張ったことがありますが、それに比べて少し落ち着いた印象。暴れなくて使いやすかったですね。

基本的な性能として、非常に優れた弦と言えます。

  • テンションがしっかりかかる
  • 音の芯がぼやけない
  • ライブ通しても弦が途中で死なない

ほんとにギターの状態が悪いときは少しギラギラしますが、悪いところはあまりないです。

僕のヌガーは芯がそんなに強い楽器ではないので、こういう長所を備えた弦が必要なのですが、 こういう「芯のある」弦って珍しい。
「サウンドを派手にする」のは安い弦でもそこそこ見かけますし、「ゲージを太くする」ことはどれでもできますが、「基本的に音に芯のある弦」はそんなに数多くは存在しない気がします。

調理法を変えて云々ではなく、そもそも素材がおいしいです。

あと、アコギ弦はすぐ死にますよ。
僕は手汗をよくかくので(「弦殺し」と言うとかなんとか)、耐久性の良くない弦だと30分もちません。
演奏中に突然フッ…と気が抜けたように腰のない音になります。終盤で重めの曲を持ってきてボルテージも上がってきたころに、ああ終わりか…と。

かなしい。
長持ちする弦は持ってくれるのです。最近ノンコーティング弦でロングライフぶりが評価高いのは、このピラミッドとサバレス弦ですね。

音よし機能よし。
通常のダダリオより1.5倍くらい割高ですが、フィンガーピッキングにおける本番用のエースとするなら、現在の僕にはこの弦です。

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