2か月ほど前に書いたハナバッハ弦。
低価格帯の500シリーズ、そのハイテンションを張ってみました。

これの左のやつ。
特徴
- ジッパー付きケースで耐湿性◎
- 張替えの間違いを防ぐマーキング(2,4,5,6弦に色付き)

ばっちり密封されています。
AIR-SEALED IN BAVARIA(バイエルン州)。
売価
- 増税後も税込700円程度で買える低価格
- バラ弦での販売はなく、6本のセット売のみ
他のメーカーやハナバッハの定番弦と比較するとバカ安です。

感想
低価格品としては〇の、それなりの品質。
MT(ミディアムテンション)を張った時にも感じましたが、音は若干チープです。
キャラクターとしてハナバッハの艶は出ていますが、少し薄っぺらくなります。「軽やか」という好意的な表現よりは、「密度が薄い」と言わなければならないでしょう。
- 音量〇
- 音質△
- ピッチ〇
道具としての基本的な性能は確保されています。
そしてコストは◎なので、複数本持っている人が練習用ギターに張ったりするのは十分にアリでしょう。
あとは学生アンサンブルが部の安いギターに張る。これはコスト上おすすめです。
僕のいたところは合宿と本番前くらいしか替えなかったので(年に4回くらい)、基本的にプロアルテが黒ずんでいました。
これだとまとめ買いしたときにプロアルテより大きく節約できるので、その分弦交換の頻度を年1~2回増やして、新品のフィーリングにもうちょっと慣れたり弦に興味を持つ機会を増やしたり…
プロアルテもバカ高くなってしまった今、学生のみなさん、如何でしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。