長野県伊那市・RED IGUANA STUDIOにて、
アコースティックギターのソロアルバムのレコーディングが始まりました。
いざ収録。
まずはテスト録音同様、生音が最もよく乗るマイクの位置を調整。

マイクは高品質の無指向性マイクロフォン、DPA ST4006A。
キラキラした倍音を録ることに非常に長けており、楽器との相性がバツグンです。

この通り、かなり上の位置にマイクをセットしました。
サウンドホールやネックのジョイント部分を狙うセッティングをよく見ますが、 その位置だと低音で詰まったような音に。楽器の良さが出ません。
で、試行錯誤。
いろいろ試した結果ここが一番抜けが良く、ヌガーの音がそのまま乗るポイントでした。
この辺りは本当にギターの個性で、やってみないとわからない部分がありますね。
で、レコーディングスタート。

このスタジオでは、コントロールルームからガラス越しに演奏者が見えている、いわゆる「金魚鉢」型ではなく、完全に別室。
カメラの映像がコントロールルームに届いています。

そして録音の際は毎回キューをもらう事も無く、一度始まったらこちらが止めるまでしばらく回しっぱなし。
自室で一人で弾いている様にリラックスして、集中して弾ける。
レコーディングというと、この辺りを気にしてアタフタしてしまいそうな想像をしていたので、この辺は非常にありがたかったです。

録って、確認して、録って、確認して…
割と順調、 2日間で半分以上録り終わりました。
自然の中で録れる。伊那はいいぞ
スタジオのある長野県伊那市。


空が広くてとても景色が良い。空気もおいしいです。
スタジオも、一歩外へ出ればこの通り。

外の空気も吸ったりしながらできれば最高でしたが、さすがに最初はカンヅメでした。
次回はもう少し余裕が出ればいいけど。
宿泊先は地元の民宿のような感じの宿。


初期の名探偵コナンに出てきそうな部屋でしたが、主人公っぽい小学生に遭遇しなかったので生きてます。
あと2回、長野に通います。また準備頑張ろう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。