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第17回GFPクラシックギターオーディションを観てきた

第17回GFPクラシックギターオーディションを観てきた

昨日はこちらの観戦(応援)。
杉並公会堂で開催された第17回GFPクラシックギターオーディションを観てきました。

予選は課題曲サグレラス作曲のマリア・ルイサと自由曲、本選は自由曲のみ。
予選免除者1名を含む26名で争われました。



結果と雑感

このコンクールの結果が気になって検索してくださった方もいらっしゃると思いますので、まずは結果を (敬称略、括弧内は本選自由曲)。

入賞

  • 西川郁弥(マリエッタ/タレガ スペイン風セレナータ/マラッツ)
  • 種谷信一(スペイン舞曲第5番/グラナドス シンプルエチュード6,1,8,9番/ブローウェル)
  • 柏木丈夫(BWV1003フーガ/バッハ)
  • 近藤勲(BWV998プレリュード、フーガ/バッハ)
  • 藤崎哲郎(第6幻想曲/ソル タランティラ/メルツ)

殆どが関東の参加者の中、 北海道からはるばるお越しの西川郁弥さんが主席入賞
思い切り曲に入り込んで朗々とメロディーを歌う演奏のレベルの高さは予選・本選共にダントツだったのではないでしょうか。

入選

  • 林瞭太(ソナタハ長調/ジュリアーニ)
  • 大貫淳也(ソナタ・クラシカ第3,4楽章/ポンセ)

入賞・入選された皆様、おめでとうございます。

雑感

講評では課題曲のマリア・ルイサと自由曲共に、単純にミスが少ない方が本選に進まれたとのこと。 僕の予想と6/7名は一致したので大体同じ。
本選は自由曲のみというところもあり、表現への積極性が結果を分けたようです。

自分の感想としては、ミスの多寡よりもステージ演奏という要素において差が大きかった気がします。

人前での本番を意識されている方と、練習の延長でなんとなく弾きに来た、という方という具合に印象が分かれるポイントはいくつもありました。

具体的には、

  • 演奏前、後の礼で客席に目線が向けられている
  • ミスったときに顔に出たり弾き直したりしない
  • 最後の消音の後にしっかり余韻を持たせる
  • 靴がちゃんと磨いてある人は映える

こういうところでしょうか。

全員笑顔を見せろとか変な精神論を言うわけではないですが、
人前での見せ方を意識していることが、そのまま演奏の出来栄えの差にもなっていた気がします。

演奏者である前に人間です。少なくとも意識して損することはないでしょう。
自分も改めて気を付けます。

アマチュア演奏者がチャレンジしやすい場

今回で17回目のこのオーディション。
過去のオーディション合格者を見ると年ごとのレベル差も大きいように見えますが、感じた特徴は、

  • 過去に入賞された方も繰り返し参加できる
  • 課題曲は予選の比較的難しくない小曲のみ
  • アクセスの良い会場(荻窪の杉並公会堂や代々木上原のけやきホール)

というところ。
総じてアマチュアの愛好家が参加しやすいオーディションという印象を受けました。今回の入賞者も5名のうち3名は過去の入賞者。

表彰式の講評でも、審査員の方が本選出場者一人一人に講評を渡しており(会場一同爆笑する場面もあり)、和やかな雰囲気でした。

自分が出る予定はありませんが、来年以降もスケジュール次第では観戦に行こうと思います。

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来年の第18回オーディション

【開催日】2020/8/9(日)
【会場】古賀政男博物館内 けやきホール(代々木上原駅徒歩3分)
【予選】ラグリマ(タレガ)と、3分以内の自由曲
【本選】6分以上10分以内の自由曲
(この記事の執筆時点での情報です。詳細はオーディション公式サイトを参照してください。)
オーディション公式サイトはこちら

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