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モヤモヤするソルの練習曲の話

モヤモヤするソルの練習曲の話

神奈川の予選課題曲だった、ソル作曲 ワルツホ長調Op.32-2。
軽快な3拍子の練習曲です。



ソルが苦手です

ソルという作曲家はクラシックギターの古典におけるビッグネームなのですが…
どうもこの人の曲がピンときません。
しょうじきなところ、ソルを一曲まるまる聴いたの、これが初めて。

てきとうに通すだけならすぐできましたが、
ワルツのリズム感、古典の調性、引っ掛け問題のような②弦スラー、”1ミスしたら死ぬ”という意識etc…日に日に泥沼に沈みました。

…解決法を考えましょう。

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苦手な曲の解決法

①ひたすら反復

ひたすら短く細分化して、メトロノームでカツカツに反復。
結果ますます固くなり、仮にミス無く終わっても店内BGMの電子音のような演奏。

②重奏にしてみる

やり方を変えましょう。
ベースやハモリのパートを作って弾く。

これは割と楽しいです。アンサンブル感覚が加わると視界が広くなって、どんどん突っ込んでしまう自分には割と効果あり。

実際にアンサンブルに編曲しているものも見つけました。
永島志基さんの編曲です。

が…この方法でドンドンフレーズを足していくと、独奏を弾きながら無意識に頭の中の別パートを弾き出す事故が多発。

練習でのこういうミスは癖になります。
本番でやらかすイメージしかできなくなります。

③他のものに置き換える

更に別の視点を作りましょう。
そもそものこの曲へのモヤモヤを何とかする見方は何か無いでしょうか。

メロディの弱起を見直してみると…

これハッピーバースデーじゃね?

付け焼刃のような解決法ですが、これを頭の中で流しながら弾いたらガッッッッと弾きやすくなりました。
曲全体にわたって、メロディもリズムも少しだけですが染みついた感じ。

結果的に、これのおかげで何とか弾ききれるようになりました。
上手くいかないときは視点・やり方を変えてみるのも良いものです。

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演奏動画

「あとn日弾けば終わる…終わる…」という苦行のようなソル初体験が何とか終わりました 。リズム感、和声感とか、まだまだ始まったばかりですね。

備忘の意味も含めて、演奏動画。

あまり良い印象は無かったソルですが、終わってみれば良いものでした。
他の人の演奏を聴いてみても、確かに良い曲、踊れるワルツだなと思う演奏が沢山ありましたし、何より、課題曲という形で一曲真面目に取り組めたことは自分の中で大きいと思います。

そのうち20の練習曲も学ぶことになるでしょうが、今はそれが楽しみです。

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