アコースティックギタリスト 渡辺良介 Official Website
フォルテ楽器とシンプリシオ。

フォルテ楽器とシンプリシオ。

下北沢のフォルテ楽器に行ってきました。

10万円ぐらい~超銘器まで扱っていますが、とにかく一本一本の質が高いレベルで安定しているお店です。
いつ行っても、店主の小川さんのギター愛が現れているようなラインナップ。本当に良い楽器を扱っており、「高いだけ、名前だけ」という個体にはまず出会いません。

大学でも「フォルテ楽器でギターを買った人は上手くなる、中心選手になる」ような説があり、今回自分もご多分に漏れず、ここで買ったセルヒオによってレベルアップすることができたのでした。
もはや聖地、パワースポットと呼んでもいいかもしれません。



フランシスコ・シンプリシオ

…で、この日弾かせて頂いたギターがまたすごい。

フランシスコ・シンプリシオ。
店に入ってきたばかりとのことで、「ちょっと弾いてみてほしいんだけど」と、何とも軽いノリで出していただきました。

製作年が1931年。第二次大戦前。

これはとんでもない楽器に出会いました。
力で弾くとサッパリなのですが、楽器のポイントを探るように脱力して鳴らしてみると…

雅。

別次元の様に甘く、人を引き込んで酔わせるような音が出ます。
生音楽器の一つの神髄を感じました。

シンプリシオ以外にも、ハウザーⅢ世、レイド・ガルブレイス、ヴィクトール・ロサーノのダブルトップ等、いろいろ弾かせて頂きました。
楽器から受ける情報量だけで頭が溢れそうで、これだけでギター上手くなりそうです。

銘器に触れると弾き方も変わる

これだけでは終わりません。
帰宅後に自分の楽器を弾いたらタッチが変わっていました。今まであまり意識しなかったような柔らかい弾き方を呼び起こされたかのような感覚。
シンプリシオの残り香がするかのようです。

これほどの魔力を持った楽器はちょっと出会ったことが無い、貴重な体験でした。
価値が価値だけに値段もえげつないですが、これだけのモノであれば足も速そうです。

鉄・ナイロン問わず古い楽器にはあまり興味が無かったのですが、
鉄弦でもこういう個体があるのでしょうか?プリウォーマーチンとか…

フォルテ楽器凄い。
クラシックギターで本気の一本を探すときは、必ず一度は足を運んでいただきたいお店です。

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1件のコメント

  1. ピンバック: 弦の話④Royal Classics弦 | 6弦のこと.com

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