こんにちは。iPhoneから初投稿。
チケットを頂いたので、3月15日、相川達也さんの演奏を観に東京オペラシティに行ってきました。
多弦ギターの魅力。
相川達也さんは全ての楽曲を、通常の6弦より多い10弦ギターで演奏するクラシックギタリスト。
通常の6弦ギターでない多弦ギターを生で聴くのは今回が初めてでした。
6弦ギターと比較すると、一本一本の弦に艶やパワーはそんなに感じられません。割と平面的な発音に聞こえます。
その分、多い弦を使い分けることで楽曲を立体的に組み立てていきます。
多い低音弦をどんどん弾き分けるのかな?と右手に注視しましたが、そのまでバンバン違う弦を弾く、ということは無かったです。運指自体は、普通のギターと大きくは変わらない。
ですが、弦が多いということはそれだけ共鳴するポイントも増えるのでしょう。「響きがふくよかである」という瞬間は多く感じられました。
イタリアとフランス音楽のプログラムの中で、なるほどなぁ〜こういうのもあるのか〜〜という聴き方で楽しめました。
多弦ギターでは、11弦ギターの金谷幸三さんの演奏も大好きです。https://youtu.be/lFULRCHbcn0
近江楽堂の魔力。
今回初めて行った会場が、東京オペラシティ内・近江楽堂。
以前からちらほら名前は伺っていましたが、実際に体験して、その響きの良さに驚きました。
リバーブ感豊かに、決して反射しすぎることはなく、少し揺らめくように音が登っていく…
40〜50人規模の広さで生音がこんなにドラマチックに響く空間は中々出会えるものではありません。
昔の師匠・伊藤賢一さんが毎年ここで演奏されているので、今年は行ってみようかな。
というか、自分もいつかこういう所で弾きたい…
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。